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清涼殿 せいりょうでん

土地
京都御所
種別
建物
時代・年代江戸時代後期 安政度内裏
建築年安政2年(1855)
構造及び形式木造檜皮葺平屋

 平安宮内裏に由緒をもつ清涼殿は、9世紀末以降に天皇の日常のお住まいとして定着した御殿であり、内裏正殿の紫宸殿(ししんでん)とともに、宮廷における重要な伝統儀式の舞台とされてきました。豊臣秀吉による天正18年(1590)の内裏造営を契機に、新たな天皇のお住まいとして御常御殿(おつねごてん)が設けられるようになると、清涼殿は儀式専用の御殿として用いられました。

平面図